【重賞予想】愛知杯(G3)の予想・レース傾向

競馬予想

2023年1月14日(土)に中京競馬場で開催される愛知杯(GⅢ)の重賞展望、レース傾向、予想です。

牝馬限定戦のハンデ戦ということもあり難解な一戦。特に人気サイドでの決着がなく比較的荒れやすいレースです。

愛知杯2023出馬表

愛知杯2023出馬表

愛知杯2023のレース展開予想

スローの展開を予想。

逃げ馬不在といったメンバー構成。アイコンテーラーがこのメンバーでは逃げるかもしれないが、最近は無理に出していかずに番手の競馬をしている。2枠3番にアートハウスが入ったことから、もしかするとアートハウスが押し出されて逃げる展開も想定できる。レースは流れずスローの展開が予想される。

愛知杯の脚質別成績

脚質着別度数勝率連対率複勝率
逃げ1-1-2-184.5%9.1%18.2%
先行7-4-2-599.7%15.3%18.1%
差し7-10-13-1025.3%12.9%22.7%
追込4-4-2-794.5%9.0%11.2%
過去20年の脚質別成績

2012年から中京競馬場での開催となったが、逃げ馬には厳しく差し・追い込み馬の台頭が目立つ。先週の中京の芝レースを見ても、直線で進路を外寄りに取る騎手が多かったので外差し馬場の傾向になっている。先週同様の馬場であれば、今年もスローの展開とは言えども外差しの展開になることを見越したうえで好位・差し馬を狙っていくのが良さそうです。

愛知杯2023のレース当日の天気

引用:tenki.jp

1月14日(土)は前日から雨が続いて夕方まで降水確率は90%となっている。夕方以降は晴れるようだが、おそらく競馬開催時間中は雨模様の天気であることは間違いない。降水量は多くはないようだが、稍重~重馬場を想定となると思われる。芝の痛みが早くなるようであれば、より外差しが効く馬場になるかもしれないのでレース当日の馬場の見極めは重要になってくる。

中京芝2000mの血統傾向

愛知杯が行われる中京芝2000mのコースは、スタンド前の坂の中間の上り坂からのスタート。最後の直線が約412mと長く、高低差2.0mの急坂もあるタフなコース形態。道中はペースが緩む傾向にある。

瞬発力とタフな持続力が求められることからもディープインパクト、ハーツクライ産駒の活躍が目立つ。特に牝馬の場合はキングカメハメハ産駒の好走が目立つ。今年の愛知杯の出走馬で、キングカメハメハ産駒はエリカヴィータ、アンドヴァラナウト、ルビーカサブランカの3頭。ディープインパクト産駒は、ラヴユーライヴとリアアメリアの2頭となっている。

直近の中京芝2000mの好走馬の血統

参照:スマート出馬表

スマート出馬表から直近の中京芝2000mのレースの好走馬の血統を見てみると、父はミスプロ系のキングカメハメハ、ディープ系の活躍が目立つ。1月5日のレースでは父母父トニービンを持っている馬が1,2,3着独占。

今年の愛知杯出走馬で父母父トニービンを持っているのは、ホウオウイクセルとサンテローズの2頭だけ。母母父トニービンを持っているのはアンドヴァラナウト1頭。

血統傾向から推せるのは、父キングカメハメハ、母母父トニービン持ちのアンドヴァラナウト。

愛知杯2023出走馬のプラス材料・マイナス材料

サトノセシル 想定6番人気

プラス材料

  • 鞍上にルメール ルメール×堀調教師[2-1-2-7]複勝率42%
  • 昨年1枠1番のルビーカサブランカが優勝
  • 芝2000m[2-5-0-2]複勝率78%と得意な距離
  • フランケル産駒の中京芝2000m[1-4-1-4]複勝率60%(過去3年)
  • G3の戦績[0-2-1-0]複勝率100%

マイナス材料

  • 重馬場未経験
  • 好走と凡走を繰り返しており、前走2着で今回は凡走か?

舞台設定としては悪くなく、ルメール騎乗でも11番人気なのは、2016年以降の愛知杯で7歳以上牝馬[0-0-0-9]と1頭も馬券に絡んでいないから人気していないと言える。ただしサトノセシルは7歳馬でもここまでキャリアは僅か16戦。まだ馬は元気。洋芝の方が得意としている感じもするが、ここまで人気をしていないのであれば抑えておきたい1頭。

マリアエレーナ 想定1番人気

プラス材料

  • 5歳牝馬[4-3-2-26]勝率11.4%(2016年以降)
  • 前走は2角での不利がすべて
  • 中京芝2000m[1-1-1-0]複勝率100%と得意舞台
  • 昨年の愛知杯2着馬

マイナス材料

  • 斤量56.5kgのトップハンデ

昨年の愛知杯2着から斤量が3.5kg増となりトップハンデを背負う。この斤量の克服が可能かどうかがカギとなる。馬体重が420kg台と小柄な牝馬。斤量を背負うことことはマイナスに働くと思われる。現に勝ち鞍は54kgまでの斤量。56.5kgは少しこの馬にとっては厳しいか。

アートハウス 想定2番人気

プラス材料

  • 同舞台のローズSで重賞勝ち
  • 3ヶ月の休み明け[2-0-0-0]

マイナス材料

  • 古馬との初対戦

同じ舞台のローズSで重賞勝ちしているので舞台としては申し分ない。前走の秋華賞から3ヶ月ぶりの実戦だが、これまでも休み明けは2戦2勝と鉄砲は効くタイプなので問題はない。脚質的にも先行馬が少ないので展開的な利はある。これまで同様、一週前追い切りに川田騎手が乗ってCWで好タイムを叩き当週は馬なりで整える程度はこれまでの臨戦過程と同様。死角は少ないが、古馬と初対戦となるだけに力関係が鍵となる。

ビジン 想定13番人気

プラス材料

  • 斤量50kg

マイナス材料

  • 芝レース未勝利
  • 格上挑戦

芝レースはデビューから5戦して[0-1-0-4]と未勝利。掲示板は外していないが未勝利、1勝クラスでのもの。さすがに芝未勝利でいきなり重賞で好走は考えづらい。

エリカヴィータ 想定9番人気

プラス材料

  • 左回り[2-0-0-1]

マイナス材料

  • 調教で3歳馬2頭に対して手応えで見劣る

フローラS勝ち馬で、左回りの実績[2-0-0-1]に対して右回り[0-0-0-3]。右回りは10着、13着、9着と重賞では力を出せていない。前走のターコイズSについても道中の走りは悪くなかったが手応えほど伸びてこなかった。実績のある左回りでの一変に期待したい。ただし、調教で3歳馬2頭に脚色が見劣る点が引っ掛かる。

ホウオウイクセル 想定10番人気

プラス材料

  • 丸田騎手[2-2-1-3]と複勝率63%
  • 父母父トニービン

マイナス材料

  • 小回りの方がいいタイプで初コース
  • 芝2000m[0-0-0-2]
  • 出遅れ率高い

間隔を開けながら使われており5歳になってもまだ9戦しかレースを使われていない。父母父トニービンを持っており、父父キングカメハメハということからも舞台設定としてはプラスに働きそうではある。ただし、戦績的には小回りの方が良さそうな感じはする。稍重・重馬場で好走歴もあるので、馬場が悪化した際に一発を秘めている。

ホウオウイクセル 想定10番人気

プラス材料

  • 丸田騎手[2-2-1-3]と複勝率63%
  • 父母父トニービン

マイナス材料

  • 小回りの方がいいタイプで初コース
  • 芝2000m[0-0-0-2]
  • 出遅れ率高い

間隔を開けながら使われており5歳になってもまだ9戦しかレースを使われていない。父母父トニービンを持っており、父父キングカメハメハということからも舞台設定としてはプラスに働きそうではある。ただし、戦績的には小回りの方が良さそうな感じはする。稍重・重馬場で好走歴もあるので、馬場が悪化した際に一発を秘めている。

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