2017年度産駒が初年度産駒となったリアルインパクト。現役時代は、30戦5勝で2011年の安田記念(G1)を3歳で優勝。その後は2013年・2014年の阪神C(G2)を連覇、オーストラリアのジョージライダーS(G1)を優勝して2015年で引退。その後は種牡馬として活躍。初年度産駒からラウダシオンがNHKマイルC(G1)を優勝。モズメイメイ(チューリップ賞)などの重賞ウィナーを輩出。
リアルインパクト産駒は芝での好走が目立つ中、ダートで狙える条件があるのでここで紹介します。
これは鉄板です。
東京ダート1600mの1~3人気の戦績 5-3-2-1
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 3 | 2 | 1 | 45.5% | 72.7% | 90.9% | 174% | 147% |
東京ダート1600m戦に出てくる1~3番人気の馬は11回走って5勝、2着3回、3着2回と3着内率90.9%という驚異的な数値を叩き出しています。
ちなみに東京競馬場でのダートで1~3番人気だった馬の戦績を見ると下記の通り単勝回収率・複勝回収率は下がってしまいます。
東京ダートでの1~3人気の戦績 7-4-3-7
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 4 | 3 | 7 | 33.3% | 52.4% | 66.7% | 140% | 110% |
それでも東京ダートで人気のリアルインパクト産駒は、狙える条件であることは間違いないのですが。
信頼度は東京ダート1600mの方が圧倒的に高い条件であることが言えます。
ここまでの傾向を見るとリアルインパクト産駒は、東京ダート1600mで狙えばいいのか!
と安易に食いつきたくなるところですが、実は東京ダート1600mのリアルインパクト産駒を狙い続けると破産します(笑)
東京ダート1600mのリアルインパクト産駒の戦績
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 7 | 5 | 54 | 7.0% | 16.9% | 23.9% | 27% | 75% |
ご覧の通り東京ダート1600mでリアルインパクト産駒の単複を買い続けると、目も当てられない結果となります。
単勝回収率は僅か27%。
これは買えないですね。ちなみに東京競馬場以外に絞って、リアルインパクト産駒の人気馬(1~3人気)がダートを走った時の戦績は以下の通りです。
東京競馬場以外の1~3人気のダートの戦績 25-11-22-53
1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25 | 11 | 22 | 53 | 22.5% | 32.4% | 52.3% | 74% | 80% |
東京ダート1600mより明らかにパフォーマンスが落ちていることが分かります。単勝回収率・複勝回収率は下がります。
リアルインパクト自信も現役時代は、1400~1600mを得意としており、特に東京でG1を勝ったように東京ダート1600mの舞台設定は産駒も得意なのかもしれません。
【検証1】2024年2月10日 東京5R
この日、唯一のリアルインパクト産駒で東京ダート1600mの3歳未勝利戦に出走のグランドフォレストに注目。
人気は3番人気~5番人気をウロウロしていましたが、最終的には4番人気14.6倍に。
結果は残念ながら4番人気で9着に。
3番人気とはオッズが離れていたこともありますが、外枠から良いポジションを取れたので直線入口までは馬券内あるか?と思うほどでした。
3番人気ではなかったので、データ通りといったところでしょうか。
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