安田記念が終わって、春のG1シリーズも残すところ宝塚記念のみ。
G1シリーズに合わせて、毎年海外の有力騎手が短期免許を取得してきたわけだが、今年はジョアン・モレイラ騎手が6月5日までの2か月に及ぶ短期免許が終了。今年、日本でG1を2勝すれば来年も短期免許で来日できるわけだったが、残念ながら桜花賞のみの1勝で叶わず。来年は”マジックマン”の魅了する騎乗を見れないと思うと残念だ。
ただ、モレイラと入れ替わりで、ダミアン・レーン騎手が宝塚記念ウィークのみピンポイントで短期免許で来日するという知らせが届いた。
豪州の名手であるダミアン・レーン(30)が、宝塚記念ウイークの1週間、ピンポイントで来日することが5日、分かった。現在、短期免許申請中。22日は東京競馬場、GⅠ宝塚記念(京都芝外2200メートル)が行なわれる23日は京都競馬場で騎乗を予定している。昨年6月以来の来日で、短期免許での騎乗は通算8回目となる。
引用:東スポ
この時期に当然来日するということは宝塚記念で騎乗するためなのは、誰が見ても明らかなのだが、問題は「どの馬に乗るの?」という点につきる。
宝塚記念2024出走予定馬
2024年6月5日時点で想定されていた宝塚記念の出走予定馬以下の通り。
- カラテ(岩田望来)
- ジャスティンパレス(ルメール)
- シュヴァリエローズ(未定)
- ソールオリエンス(横山武史)
- ディープボンド(幸英明)
- ドウデュース(武豊)
- ヒートオンビート(坂井瑠星)
- プラダリア(池添謙一)
- ブローザホーン(菅原明良)
- ベラジオオペラ(横山和生)
- ヤマニンサンパ(団野大成)
- ルージュエヴァイユ(川田将雅)
- ローシャムパーク(戸崎圭太)
この中で乗る馬いるの?とレーン来日の知らせを聞いた最初の印象。
宝塚記念ではなく、何か相当素質のある2歳馬がいるから来年のクラシックのために?とも思ったが、そのためだけに単騎免許をピンポイントで取得するとは考えにくい。
そうなると上記の出走予定馬以外に、出走を表明してくる馬がいると考えるのが普通か。
預託受入厩舎はおそらく堀厩舎ならこの馬
外国人騎手の身元受け入れとなるとおそらく外国人騎手大好きな堀厩舎(美浦)になるわけで、そうなると宝塚記念に出走させたい馬はこうなる
- シュトルーヴェ
- ヒシイグアス
- タスティエーラ
ヒシイグアスとタスティエーラは過去にコンビを組んでいたので、そのどちらかを出走させるのか?と思ったが。出走させるなら、もう少し早く出走することを表明するだろうし…
目黒記念優勝馬シュトルーヴェで宝塚記念参戦決定!
そうこう考えていたら、目黒記念を優勝したシュトルーヴェで宝塚記念参戦が発表された。
日経賞→目黒記念と重賞連勝中のシュトルーヴェ(セン5=堀)が宝塚記念に登録することになった。出否は状態を見極めた上で判断する方針。出走する場合の鞍上はダミアン・レーン(30=オーストラリア)を予定している。
引用元:netkeiba
「え?シュトルーヴェ宝塚出るの?」と思った人も多いと思うが、それ以上に、6月6日の発表時点では、まだ出走するか否かは状態を見極めたうえで…ということ。
出るかどうかも分からないのに、レーンの予定を空けさせて来日させるということは、シュトルーヴェが走れる状態であれば勝負になるという算段なのかもしれないね。
宝塚記念は、ドウデュース、ジャスティンパレス、べラジオオペラあたりで堅いかなと思ってたが、シュトルーヴェが出走してきたらダミアン・レーンというだけで人気して、人気が割れてくれたら馬券的には楽しみかもしれん。
2023年度のダミアン・レーンの日本での騎乗戦績
- 全成績:35-18-19-57
- 勝率27.6%・連対率41.7%・複勝率56.7%
ちなみに、モレイラ騎手の今年の成績はというと、
モレイラ騎手の2024年の日本での騎乗成績
- 全成績25-20-6-49
- 勝率25.0%・連対率45.0%・複勝率51.0%
こう見るとレーンと遜色ない結果を残したモレイラが来年日本で見れないというのは、少々残念だなと。
去年の宝塚記念は◎スルーセブンシーズで22万払戻し
個人的には、昨年◎スルーセブンシーズで当てた去年1番の会心のレース。
今年も穴馬狙いたいし、シュトルーヴェは日経賞で単勝当ててるし、今回も狙ってみようかなという予定は未定だw
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